ベジータ(あの後オスマンのジジイに破壊の杖の事を聞いたが……)
ベジータ(地球人がやはりこの世界に来ていたらしいが、どうやって来たかまでは分からず終いだった……)
ベジータ(くそ! 結局無駄骨だったか…;)
ルイズ「ベジータ」
ベジータ「ん? なんだチビ女?」
ルイズ「チ! チチビ!?」
ルイズ(ま、またチビ女に戻ってる#)
ルイズ(な、名前で呼ぶって約束したくせに、く~~~~~)
ルイズ(で、でも我慢よ、今日からベジータは先生なんだから)
ルイズ「か、帰ったら光の魔法教えてくれるって言ったでしょ」
ベジータ「今からか!?」
ルイズ「そうよ」
ベジータ「し、しかし今は盗賊野郎を捕らえてきたパーティかなんかをしてるんじゃないのか?」
ルイズ「あんなの抜け出してきた。興味ないもん」
ベジータ「ちっ出てればいいのによ;」
ベジータ(適当にのらりくらりかわして流そうと思ったが)
ベジータ(こいつ結構マジになってやがるな、ちっめんどくさい;)
ベジータ(しかし、また泣かれてもめんどうだからな)
べジータ(仕方ない適当に戦闘力を測って、才能が無いから無理だ位は言っておくか……)
ルイズ「ど、どうしたのよ、早く教えなさいよ」
ベジータ「……わかった、だがその前に出来るかどうかお前の才能を見てみる」
ルイズ「え? それって才能がないと出来ないの?;」
ベジータ「当たり前だ」
ベジータ「じゃあ見るぞ」
ルイズ「ちょ、ちょっと待って;」
ベジータ「なんだ?」
ルイズ「あの、その心の準備が……」
ベジータ「ふん、どうした怖じ気ついたか?」
ベジータ「いいんだぜ? 別に俺はやらなくても」
ルイズ「だ、誰もそんなこと言って無いでしょ!!」
ルイズ「い、いいわよ見て、わ私の溢れる才能をその目に焼き付けなさい!」
ベジータ「ふん! ではいくぞ」
ルイズ「~~~~~」
キュルケ「ちょっと待ちなさいよ!」
ルイズ「え?」
タバサ「………」
モンモン「ふふん」
ギーシュ「モンモランシーや、やはり帰った方がよくないかと僕は思うんだが;」
ルイズ「な、何よあんた達、舞踏会はどうしたのよ?」
キュルケ「ダーリンと愛の特訓をするのはこの私よ!」
キュルケ「ヴァリエールの女なんかに負けてられないわ!」
タバサ「……付き添い」
ギーシュ「ぼ、僕はモンモランシーがどうしてもと言うから」
モンモン「だってなんか面白そうじゃない♪」
キュルケ「ダーリン私の才能も見てみて!」
キュルケ「それで才能があったらアタシをコーチしてよ!」
ルイズ「ダ、ダメーーー!! ベジータは私の先生なんだから!!」
キュルケ「何よ! ちょっと位いいじゃない!」
ルイズ「ダメったらダメーーー!!」
ルイズ&キュルケ「う~~~~~~~」
ベジータ(ちっくだらん;)
ベジータ(しかしこいつらでも出来る才能が無いって知れば、チビ女も諦めるかも知れん)
ベジータ(利用させてもらうか)
ベジータ「よーしいいだろう、全員出来る才能があるか見てやる」
キュルケ「やった♪」
ルイズ「ちっ!;」
キュルケ「でもダーリン才能を見るってどうやるの?」
ベジータ「才能と言っても単純に出来るパワーがあるかどうかだ」
ベジータ「俺はそのパワーを調べる事が出来るんだ」
キュルケ「わお♪ すっごーいさすが私のダーリンね」
ベジータ「その必要なパワーはお前らに分かりやすく数値化すると1000程度は必要だな」
ベジータ(妙な術が使えても、この星のやつらじゃ1000だって高すぎる位だろ……)
ベジータ「わかったか? わかったらお前らのパワーを端から調べていくぞ」
一同「はーい」
ベジータ「まずはお前からだ」ジッ
モンモン「う、うん」
ベジータ「……お前は30くらいだな」
モンモン「さっ!? 低っ!」
ベジータ「……キザヤローは50ってところか」
ギーシュ「は、はは、まあ君が言うんだからそうなんだろうね」
ベジータ「火の玉は……」
キュルケ「ああんダーリン、キュルケって呼んでよー!」ガバー
ベジータ「70」シュン!(高速移動
キュルケ「でふゅん♪」ズザササーー
ベジータ「お前は90くらいだな」
タバサ「……ん」コク
モンモン「タバサでも100いかないなんて、その十倍なんて無理に決まってるじゃない!」
キュルケ「これじゃルイズなんて調べるだけ時間のムダじゃないかしら?」
キュルケ「どうせ0よ! ゼロのルイズなだけに!w」
ルイズ「そ、そんな事ないわよ!」
ルイズ「ベジータ早く見てみてよ!」
ベジータ「お前は……」
ベジータ「1000ほどあるな」
ルイズ「え?」
ベジータ「これはしょうがないな、たったこれぽっちのパワーでは才能がある以前の問題だ……」
ルイズ「え? え? でも1000あるって」
ベジータ「何!?」
ベジータ「え、あ! な、なんでお前が戦闘力1000もありやがるんだ!?」
ルイズ「そ、そんなの当然でしょう、わ、私なんだから」
ベジータ(し、しまった1000なんて俺からしたら次元が低すぎて言ってて気づかなかった……)
ベジータ(し、しかしなぜだ? この女、潜在的だが本当に戦闘力1000ほどあるぞ!?)
ルイズ「それより才能があったんだからちゃんと教えてよね!」
ベジータ「ぐく」
キュルケ「ひ、酷いわダーリン! ルイズを依怙贔屓するなんて!」
キュルケ「ルイズにそんな力があるわけ無いわ!」
ルイズ「はっ事実を受け止めなさいツェルプストー?(笑)」
ルイズ「私がキュルケより十倍も強いなんて見る目があるじゃない」
ルイズ「さすが私の使い魔だわ! うんうん」
キュルケ「く~~~~~~」
ベジータ( ちっしかたねえな)
ベジータ(まあ、パワーのコントロールの仕方を教えてやれば、こいつが死ぬ可能性も低くなるから損はないか)
ベジータ「よしいいだろう」
ルイズ「で、どうすればいいの?」
ベジータ「まずはお前の中にあるパワーを感じるんだ」
ルイズ「パワーを?」
ベジータ「そうだ」
ルイズ「……どう言うこと? 魔法を使う力でいいの?」
ベジータ「お前がそう感じるならそうなんじゃないか? たぶんな」
ルイズ「……ん……あるわ、魔法を使える力は十分」
ベジータ「そうかじゃあ次はその力を身体中に廻らせろ!」
ルイズ「め、廻らせる? ど、どうやるのよそんなの!」
ベジータ「どうやるってそんな事も出来ないのか!?」
ルイズ「で、出来ないわよそんな事!」
ルイズ「だって見たことも聞いた事もないもん!」
ベジータ「なんだと? ちっそんな簡単な事も出来んのか;」
ルイズ「だ、だから教えてもらってるんじゃない!」
ベジータ「……普通それぐらい戦闘力があれば自然に覚えるはずだぞ;」
ルイズ「そんな事言われてもわからないわよ……」
ベジータ「……しょうがない奴だな;」
デルフ「おめえさんは教えるのには向いて無さそうだな……」
ベジータ「うるさい!」
ベジータ「ちっじゃあお前は魔法使うとき、その力がどう流れているか意識した事はないのか?」
ルイズ「力の……流れ?」
ベジータ「あの爆発する魔法を使っているとき、必ず力が流れがあるはずだ」
ルイズ「そんなの考えた事もなかったわ」
ルイズ「魔法なんて詠唱すれば自然に出来たから」
キュルケ「成功した魔法はないんだから、自然には出来てないでしょ」
ルイズ「う、うるさいわね、余計な事言わないでよ!」
キュルケ「あらぁごめんなさい」
ルイズ「ちっこの淫乱チチデカ女~~~」
キュルケ「ペッタンコよりはましよ」
ルイズ「ペッタン……!」サスサス(自分の胸をさする
ルイズ「く~~~~~///」
ベジータ「真面目にやれ、とにかくその流れがわからなきゃ話にならんな」
ルイズ「ど、どうすればわかるようになれるの?」
ベジータ「魔法でもいい、何回もやって力の流れを感じろ」
ベジータ「わかったらまた聞きに来い」
ルイズ「う、うんわかっ……」
キュルケ「わかったわダーリン!」
ルイズ「ちょ! あんたには関係ないでしょ!」
キュルケ「うるさいわね! どっちが先にわかるか勝負よ!」
ルイズ「の、望むところよ!」
ルイズ&キュルケ「う~~~」
ベジータ「ちっくだらん、本当にくだらん;」

~翌日~

ベジータ「………」ユサユサ
ベジータ「……む、く」
ベジータ「な、なんだ」
ルイズ「……ベジータ起きて|||」
ベジータ「……なんだその死にそうな顔は?」
ルイズ「あれからずっと魔法の練習してて……」
ベジータ「徹夜か!?」
ルイズ「うん……」
ベジータ「ど、どおりで……俺も眠いわけだ」
ルイズ「そんな事どうでもいいから起きて……」
ベジータ「どうでも……言い訳ないだろう!?」
ベジータ「俺はお前の10倍の……眠けを受けてるんだぞ……」
ルイズ「それでも起きて……」
ベジータ「ちっ一体なんなんだ……」
ルイズ「姫様からお呼びがあったの……お城に行くわよ」
ベジータ「お前一人で行けば……いいだろ」
ルイズ「ダメよ……姫様はあんたもお呼びなの」
ベジータ「そんな事は……俺には関係ない!」
ベジータ「眠いんだ寝かせろ!」
ルイズ「御主人様が……眠い思いして行くのに、使い魔が寝るなんて許す訳ないでしょう……!」
ルイズ「いいから起きなさい!」ぎゅううう(自分の腕をつねる
ベジータ「ぐお……!」ズキーン
ベジータ「き、貴様!」
ルイズ「ほら……行くのよ、と言うかあんただけ寝るなんて許さない」ぎゅうぎゅう(自分の腕をさらにつねる
ベジータ「ぐががが!」ズキズキ
ルイズ「ほらほら……寝たいなら行くしかないのよ?」
ベジータ「お、おのれぇ~~!」ズキズキ
ルイズ「ふへへ、ベジータぁ~♪|||」
ベジータ(……目がヤバイな;)
ベジータ(ちっめんどくせえ、とっとと行って用事を済ませた方が早そうだな)
ベジータ「わかったよ、行けばいいんだろう行けば」
ベジータ「ほらよ」ダキッ(お姫さま抱っこ
ルイズ「んあ……抱っこ」
ベジータ「しっかり捕まってろよ」バーン(窓を開ける
バシューン!(空を飛ぶ

~トリスティン城~

アンリエッタ「ようこそ、来てくれてありがとうございますルイズ、それにベジータさんも」
ルイズ「い、いえお呼び頂き光栄の至りですわ姫様|||」
アンリエッタ「と、どうしたのルイズ?」
アンリエッタ「お顔があまり優れないようですが?」
ルイズ「あ、ああ姫様、申し訳ありません、こんな顔をお見せして;」
アンリエッタ「目の下にクマが……あまり寝てないのですか?」
ルイズ「こ、これは、き、昨日夜遅くまで魔法の修練をしていて」
ルイズ「……すみません」シュン
アンリエッタ「そうだったのですか……」
アンリエッタ「ふふ、頑張ることは良き事ですが、無理をしてはいけませんよルイズ・フランソワーズ」
ルイズ「は、はい、姫様にこんな顔を見せてしまうとは……」
ルイズ「このルイズめ、一生の不覚ですわ;」
アンリエッタ「うふふ」
ルイズ「それであの姫様、ご用件とはなんでございましょうか?」
アンリエッタ「はい、それなのですが用件は二つあります」
ルイズ「二つ……?」
アンリエッタ「ええ、一つは貴女を私付きのシュヴァリエ任命する事」
ルイズ「わ、私めを姫様の……」
ルイズ「わ私なんかには身に余る光栄ですわ姫様!」
アンリエッタ「ふふ、謙遜することはありません」
アンリエッタ「あなた達はあの盗賊フーケを捕まえたのですから、資格は十分にあるのですよ?」
ルイズ「あ、ありがたき幸せ! このルイズ一命に代えましても務めさせて頂きますわ!」
アンリエッタ「ありがとうルイズ」
アンリエッタ「そしてベジータさんもよくやってくれました」スッ(ベジータに手を向ける
ベジータ「?」
ルイズ「い、いけません姫様! このようなものにお手をお許しになるなんて」
アンリエッタ「良いのです、尽くしてくれた者に恩賞を取らせるのも私の務め」
ルイズ「し、しかし姫様」
ベジータ「なんだ?;」
アンリエッタ「さあベジータさん」
ルイズ「しょ、しょうがないわね、しなさいベジータ」
ベジータ「するって何をだ」
ルイズ「手にキスに決まっているでしょう」
ベジータ「バ、バカヤローそんな真似できるかー!///」
ルイズ「そ、そんな真似って……あんた自称でも王子なんでしょ?」
アンリエッタ「王子?」
ルイズ「その辺の作法とか言われなくてもわかるでしょ!」
ベジータ「知るか! だいたい辺境の星の辺境の国の姫なんぞにキスして何が楽しいんだ! 馬鹿が!」
ルイズ「ひひひ姫殿下になんて事を」
ルイズ「いいいますぐ謝りなさい! 命令よ!」
ベジータ「ふん、断る!」
ルイズ「なななんですって!?!?」
アンリエッタ「……辺境」
ルイズ「あああ姫様これは違くて、たたた大変なご無礼を」
ルイズ「かくなる上は、このルイズ命を捧げて詫びましょう」スッ(雷縛鎖の首飾りを触る
ベジータ「ま、待てわかったする! すればいいんだろう!」
ルイズ「もう遅いわよ!」
アンリエッタ「ル、ルイズ嫌なのを無理強いする気はありません」
アンリエッタ「どうか落ち着いて」
ルイズ「で、でも姫様」
ベジータ「ちっ」ツカツカ(アンリエッタに近づく
アンリエッタ「え?」
ベジータ「ふん」むんず(アンリエッタの手をつかむ
アンリエッタ「あ、あの;」
ベジータ「………」スッ(アンリエッタの手にキスをする
ベジータ「これでいいんだろう」ポイ(アンリエッタの手を投げ捨てるように離す
アンリエッタ「あ、あ、はい、どうも;」
ルイズ「膝待ついてやりなさいよ!」
ベジータ「ふん!」
ルイズ「くくくぉの馬鹿使い魔あああ」ギリギリ
アンリエッタ「よ、良いのですルイズ」
アンリエッタ「それより二つ目なのですが……」
かくかくしかじか
ルイズ「潜入調査?」
アンリエッタ「ええ最近身分に乗じて平民に酷い事をしている貴族がいるとかで……」
アンリエッタ「一体どのような実態になっているか、あなた達に調べて来て欲しいのです」
アンリエッタ「お願い出来ますか? ルイズ・フランソワーズ」
ルイズ「はは、お任せください姫様!」
アンリエッタ「ではよろしくお願いしますよ?」
ルイズ「はい!」
ベジータ(……ちっまた面倒な事になりそうだな;)

~街中~

ルイズ「ちょっと! 今度姫様にあんなことしたら姫様が止めても許さないんだからね!」
ルイズ「わかった!?」
ベジータ「わかったわかった;」
ベジータ(こいつあの女のためなら本当に死にかねんからな;)
ベジータ(気を付けておくか……)
ルイズ「全くもう……今回だけなんだから」
ベジータ「それより潜入調査とやら本当にやるのか?」
ルイズ「そんなの当たり前じゃない」
ルイズ「必要経費のお金だってもう貰ってるのよ?」
ベジータ「まったくまた身の丈の合わない事しやがって……」
ルイズ「な、何よ、文句でもあるの?」
ベジータ「おおありだ。そのせいでまた俺が子守りしなきゃならねえんだからな……」
ルイズ「子守……こ、子供扱いしないでよ!」
ベジータ「見た目もおつむもガキだろうが」
ルイズ「な、何ですって!」
ベジータ「うるさい! お前が危険な目にあったら結局守るのは俺なんだ!」
ベジータ「それなのに勝手な事やられちゃたまらねえぜまったくよ!」
ルイズ「そ、それは」
ルイズ「で、でも、もうすぐ自分一人でも大丈夫になれるもん!」
ベジータ「けっ何を言ってやがるんだ、こいつは」
ルイズ「ほ、本当だもん」
ベジータ「ふん」
ルイズ「力の流れ……」
ベジータ「?」
ルイズ「あんたの言ってた力の流れ、一晩やって何となくわかってきたから」
ベジータ「ほう?」
ルイズ「後は廻らせればいいんでしょ?」
ベジータ「そうだ」
ルイズ「でもどうやって廻らせるの? 全然わからないんだけど……」
ベジータ「廻らせるって言ったら廻らせるんだ」
ベジータ「他に言いようがあるか」
ルイズ「いや、だからそれじゃわからないから;」
デルフ「おめえは本当に師匠に向いてねえな;」
ベジータ「うるさい! 俺はちゃんと教えたんだ。後は勝手にやりやがれ!」
ルイズ「勝手にって……」
ル「何よ! トレーニングしてやる、立派な魔法使いにしてやるって言ったじゃない!」
ベジータ「黙れ、これで出来なくても俺の知ったことか!」
ルイズ「……!」
ルイズ「そ、そっか最初からまともに教える気なんか無かったんだ……」
ベジータ「何?」
ルイズ「馬鹿! 嘘つき! もうベジータなんか知らない!」タタタ(走り去る
ベジータ「お、おいコラ、何処へ行くんだ!?」
ベジータ「ちっ;」
デルフ「追わないでいいのか?」
ベジータ「けっ余計なお世話だ;」

~街中噴水前夕刻~

ルイズ「………」しょんぼり
ルイズ「へくちっ!」
ルイズ「……寒くなって来たわね;」フルフル
ばさ(突然何か被せられる
ルイズ「な、何!?」
ルイズ「こ、これ私の上着」
ルイズ「あ……」
ベジータ「ふん」
ルイズ「ベジータ……」
ルイズ「な、何よ! なんか用!?」
ベジータ「なんか用じゃないだろう」
ベジータ「こんな時間までふらふらしやがって、寒いだろうそれを着ろ」
ルイズ「な、何よ! いきなり優しくして、そんな事したって許さないんだからね!///」
ベジータ「バカヤロー! そんなんじゃない!」
ベジータ「お前が寒く感じると俺も10倍寒く感じる」
ベジータ「ただそれだけだ」
ベジータ「わかったら早く着ろ」プイ
ルイズ「………」チラチラ(ベジータと上着を交互に見る
ベジータ「早くしろ」
ルイズ「……う、うん、わかった///」いそいそ(上着を着る
ベジータ「……イメージだ」
ルイズ「え?」
ベジータ「力の廻らせ方だ」
ベジータ「力を循環させるためにまずは流れる物をイメージしろ」
ルイズ「あ、う、うん」
ルイズ「でもイメージってどんな物を想像すればいいの?」
ベジータ「流れる水流でも吹き荒れる風でもなんでもいい」
ベジータ「お前が一番分かりやすい流れるイメージを想像しろ」
ルイズ「流れる…イメージ」
ルイズ「魔法を使うとき、やりたい魔法をイメージするのと一緒でいいのかな?」
ベジータ「お前がやりやすいんだったらそれでいい」
ベジータ「そして流れる感覚を身につけたら、後はその力を循環させるんだ」
ベジータ「……体の中でその力を回転させるような、そんな感覚だ」
ベジータ「そこまで出来たらまた聞け」
ルイズ「う、うん、ありがとうベジータ!」
ベジータ「勘違いするな、俺は俺のために教えてやっただけだ」
ルイズ「う、うん、でも、それでもありがと///」
ベジータ「ちっ;」
ベジータ「それで?」
ルイズ「え?」
ベジータ「え? じゃない、潜入捜査とやらはどうなってるんだ」
ルイズ「あ、あの、そ、それはそのモニョモニョ」
ベジータ「?」
かくかくしかじか
ベジータ「カジノで経費を全部すっただ~!?」
ルイズ「だ、だって絶対儲かるって言ってたから……;」
ベジータ「馬鹿かお前は! そんなの嘘に決まってるだろ!」
ルイズ「う、嘘だったの!?」
ベジータ「こ、こいつは」
ルイズ「だって嘘言ってるように見えなかったんだもん!///」
ベジータ「当たり前だ、詐欺師は嘘じゃないように話すのが仕事なんだからな」
ルイズ「う;」
ベジータ「たくっ目が離せん!」
ベジータ「もういいから俺の側にずっといろ! わかったか!?」
ルイズ「え?」
ルイズ「う、うん///」モジモジ
ベジータ「?」
ルイズ「で、でもどうしよう泊まるところとか、お金がないと;」
ベジータ「ふん、また貰ってくりゃいいだろうが」
ルイズ「ダメよ! 姫様から賜ったお金をカジノで無くしたなんて口が裂けても言えないわ!」
ベジータ「またお前はくだらん見栄を張りやがって!」
ベジータ「お前が行かなくても俺は一人でも取りに行くぞ!」
ルイズ「待って!」ギュ(ベジータの腕にしがみつく
ベジータ「離せ! 鬱陶しい!」
ルイズ「いや! この事を姫様に知られたら、私生きていけないもん」ジワ(涙目
ベジータ「く;」
ルイズ「お願い……お願いだから」ポロポロ
ベジータ「ちっ離せ!;」ブン
ルイズ「あ……」
ベジータ「……30分だけ行くのを待ってやる」
ルイズ「え?」
ベジータ「その間に具体的な解決策を言え」
ベジータ「それでもし答えが出せなかったら現実を見ろ。いいな!?」
ルイズ「う、うん」
ベジータ「ちっ」プイ
ルイズ「……ありがと///」
ベジータ「ふん、お礼などしてる暇があったら考えたらどうだ?」
ベジータ「そうしてる間にも時間はどんどん減っていくぞ?」
ルイズ「う、うん、えーと……」
ルイズ(で、でもどうしよう?)
ルイズ(実家に借りる?
ルイズ(……ダメ、こんな失態、実家にも知られたくない)
ルイズ(エレオノール姉様にまた馬鹿にされちゃうし)
ルイズ(……一体どうしたら)
ルイズ「うーん……;)
スカロン「どうやらお困りのようね」
ルイズ「え? ひっ!」
ベジータ「な、なんだこいつは?」
スカロン「こいつ呼ばわりとは失礼ね」
スカロン「でもいい男だから、ゆ・る・し・て・あ・げ・る」ジリジリ(ベジータに近づく
ベジータ「ち、近づくんじゃない、それ以上近づくとぶっ殺すぞ!!」
スカロン「あらん、そんな事言っていいのかしら?」
ベジータ「な、何!?」
スカロン「見たところあなた達お金に困ってるみたいじゃない」
スカロン「そこでどうかしらアタシのお店で働いてみない?」
ルイズ「……貴方のお店で?」

~魅惑の妖精亭~

スカロン「はーい妖精ちゃんたち~、新しいお仲間を紹介するわよ~」
店員一同「はーい♪」
ルイズ「るるるルイズです。よろしくお願いしますわ」
店員一同「よろしくお願いしまーす♪」
スカロン「ルイズちゃんはね、博打のかたで売られそうになったところをお兄さんと逃げてきた苦労人なの、みんな仲良くしてあげるのよ?」
店員一同「はーい♪」
スカロン「じゃあルイズちゃん仕事の基本的な事を教えるわね」
ベジータ「ちっあの女に男の酒の相手なんか出来るのか?」
ジェシカ「ちょっとー新人さん、ボケッと突っ立てないで洗った皿拭いてよ」
ベジータ「………」
ジェシカ「ちょっと聞いてるの?」
ベジータ「失せろ、俺は雇われた覚えはない」
ジェシカ「……ふーん」
ひゅっ!
ベジータ「………」ぱしっ(ビンタしようとしたジェシカの手を難なく掴む
ジェシカ「……ひゅー♪ 本気を出してないとは言えアタシのビンタを止めるなんて、あんた結構強いね」
ベジータ「ふん」ポイ(ジェシカの手を投げ捨てるように離す
ジェシカ「でもアタシにそんな態度取っていいのかな?」
ベジータ「何?」
ジェシカ「アタシは店長の娘なんだよ? 気に入らなきゃ追い出すよ? もちろん今フロアで頑張ってるあの子もね」
ベジータ「な、なんだと!?」
ジェシカ「さあどうするんだい!?(もちろんあの子にはそんな可哀想な事はしないけどね♪)」
ベジータ「ぐくく;」
ベジータ(偉そうな事を散々言って、今度は俺が足を引っ張ったら立場がないぞ?;)
ベジータ「ちっ、本当にこの星の女は腹が立つ奴ばかりだな;」
ベジータ「拭けばいいんだろうが拭けば」
ジェシカ「そうそう人間素直が一番♪ 一つ勉強になってよかったね」
ベジータ「ちっ勝手に言ってろ……」きゅっきゅっカチャ
ベジータ「………」きゅっきゅっカチャ、きゅっきゅっカチャ
ジェシカ「あれ? 不馴れそうだったけど、中々どうして、結構手際がいいじゃない」
ベジータ「うるさい」
ベジータ(少し前にシエスタに結構教えて貰ったからな……)
ジェシカ「ふーん、まあ、あたしゃやる事やってくれればそれでいいや」
ジェシカ「じゃあドンドン洗うからよろしくね~」
ベジータ「ちっ、くそ俺は一体何をやってるんだ……;」カチャカチャ……

~妖精亭二階~

ルイズ「な、何よこれ? こんなところで寝ろって言うの?;」
ベジータ「……すぅ」ゴロン
ルイズ「ちょっと無視して寝ないでよ!」
ベジータ「なんだうるさいな、お前も早く寝ろ」
ルイズ「寝ろってよくこんな物置みたいなところで寝れるわね」
ベジータ「寝れればどこだっていいだろ……」
ルイズ「あ、あんたは立って寝れるくらい、がさつだからいいけど、私は困るのよ!」
ベジータ「知るかそんな事、お前の睡眠の世話まで出来るか……すぅ」
ルイズ「あ、だから一人で寝ないでよ!」
ベジータ「………」
ルイズ「もう寝ちゃったの?」
ルイズ「呆れた順応良すぎるでしょ;」
ルイズ「……ふぅ」どさ
ルイズ「……チップレースか、なんとか一位になって魅惑のビスチェで大儲け出来ないかな?」
ルイズ「………」
ルイズ「………」
ルイズ「……寝れない;」
ルイズ「どうしよ……」
ルイズ(そうだ、ベジータに教えて貰った力の使い方でも練習しようかな?)
ルイズ(魔法の力の源を身体の隅々まで流すイメージ)
ルイズ(流す、流す、流れる川のような水流のイメージ……)ポワアア
ルイズ(それが出来たらその力を体の中で回るように廻らすイメージ……)
ルイズ(回るように……回る、風車の羽みたいに……)
ルイズ(回す、回す、回す、回…す)コオオオ
ルイズ「ま……わす……くぅ」シュゥン……
ルイズ「すぅすぅ」
デルフ「……こりゃおでれえた」

~数日後~

ルイズ「はあ~チップ貰えないな……」
ルイズ「それに直ぐに胸がないだのぺったんこだの言ってきて本当に頭に来るわね!#」
ルイズ「それに力の廻らせ方も上手く行ってるのか行ってないのか、よくわからないし」
ルイズ「本当もー落ち込むわ……はぁ」
ルイズ「ベジータは厨房仕事は上手く行ってるのかな?」チラ
ベジータ「たっぷりと料理してやるぜ!」
ジェシカ「あんた料理も中々行けるじゃない!」
ベジータ「はっはっは当たり前だ! この俺様を誰だと思ってやがる!」
ジェシカ「頼れるねぇ」パチパチ
ルイズ「な、何だか結構上手く行ってるみたいね;」
ベジータ&ジェシカ「きゃっきゃっ♪」
ルイズ「む~」
ルイズ「な、何よあれ、ちょっといちゃつき過ぎじゃない?;」
ルイズ「なんなの!? あたしにはいつも素っ気ない癖に~~~」
ジェシカ「ベジータ」
ベジータ「なんだ?」
ルイズ「ん?;」コソコソ
ジェシカ「悪いんだけどさ、ソースが切れちゃったから二階に行って取ってきてくれない?」
ベジータ「ああ構わん」
ジェシカ「頼んだよ」
ギシギシ(二階に行くベジータ
ジェシカ「………」
ジェシカ「さて……」ニヤリ
ギシギシ
ルイズ(んん!? 何あの女? なんであいつまで二階に行くの?)
ルイズ(な、何をする気きかしら?)コソコソ
ベジータ「ちっ見当たらんな」
ジェシカ「ソースの予備は本当は地下なんだよね」バタン(扉を閉める
ルイズ(あ! 扉閉められちゃった)
ルイズ(もう! これじゃ二人が何してるのかわからないわ……)
ベジータ「ふん、なんの用だ?」
ジェシカ「察しがよくて助かるわ」
ジェシカ「聞きたいことがあるのよ」
ベジータ「なんだ?」
ジェシカ「単刀直入に聞くけど、あんたの妹、あの子貴族でしょ?」
ベジータ「!」
ジェシカ「図星……かな?」
ベジータ「さあ? どうだろうな」
ジェシカ「隠しても無駄よ、あの顔立ちに物腰、貴族しか考えられないもの!」
ジェシカ「ついでに言わせてもらえばあんた達、兄弟でもないでしょ?」
ベジータ「お前がどんな想像をしようと構わんが、それを押しつけるな」
ジェシカ「何々? そんなに隠さなきゃ行けないヤバイ橋渡ってるの?」
ジェシカ「ねぇ~教えてよ、アタシそう言う話大好きなのよ」
ベジータ「し、しつこい奴だな、無いと言ったら無い!」
ジェシカ「へ~あくまで知ら切る気なんだ?」
ジェシカ「だったらさあアタシと今から腕相撲で勝負しない?」
ジェシカ「アタシが勝ったら洗いざらい話す、どう?」
ベジータ「なんでそうなるんだ;」
ジェシカ「へっへっへ、あんたと勝負したかったってのが実は本命かな」
ジェシカ「アタシのビンタ止められたのちょっーと悔しかったからね」
ジェシカ「リベンジしたかったのよ」
ベジータ「ちっめんどくせえな;」
ジェシカ「やらないとこの部屋から出さないよ?」
ベジータ「わかった、わかった、それでお前の気が済むなら好きにしろ」ドン(机に肘をつく
ジェシカ「あれれー? そんな力入りにくそうな体勢でいいの?」
ベジータ「構わん」
ジェシカ「本当にいいの? アタシ、メッチャ力が入る体勢でやるよ?」
ベジータ「いいと言ってるだろう。早くしろ!;」
ジェシカ「あ、女だと思って舐めてるね~後悔しても知らないよ?」ガシッ(ベジータの手を掴む
ジェシカ「よし、じゃあやりますか~♪」
ジェシカ「レディー……」
ジェシカ「………」
ベジータ「どうした?」
ジェシカ「そう言えば、あんたが勝った時の事は言ってなかったね?」
ベジータ「……いらん、いいから早くやれ」
ジェシカ「ん~~じゃあ勝ったらアタシの胸でも揉んどく?」
ベジータ「ぶーーーーっ!?」
ベジータ「バ、バカヤロー、そんなのいるか!!///」
ジェシカ「赤くなっちゃって、可愛いねぇ♪」
ベジータ「うるせえ! ふざけるならやらんぞ!」
ジェシカ「はいはい、わかりましたわかりましたと」
ジェシカ「じゃあホントにホントのレディー……」
ジェシカ「Go!」ぐっ!
ベジータ「……!」
ジェシカ「んんんん!」ぐぐぐぐ
ジェシカ「……え? あ、あれ?」ぐぐぐぐ
ジェシカ「う、嘘、全然動かない……!?」ぐぐぐぐ
ベジータ「ふん」ひょい
ジェシカ「え! あ!」ぐるり、ドテーン!
ジェシカ「イタタ……」
ベジータ「ふん、これに懲りたらもうくだらん真似はするなよ?」
ジェシカ「いやー驚いたあんた本当に強いんだね;」
ベジータ「……じゃあな」ツカツカ
ジェシカ「あ! ちょっと待ってよ!」
ベジータ「なんだ? まだ何かあるのか?」
ジェシカ「うん、はい勝ったご褒美」ボヨン(胸をつきだす
ベジータ「な、なんの事だ?;」
ジェシカ「言ったじゃない、勝ったら揉んでいいって、はいどうぞ」
ベジータ「なっば、ば……///」
ルイズ「ダメーーーーー!!」バターン!!
ジェシカ「あら」
ベジータ「何!?」
ルイズ「なな何やってるのよ! あんたたち!」
ルイズ「ベジータ! その女の胸をもも揉んだら許さないわよ!」
ベジータ「だだ誰が揉むか!///」
ジェシカ「あら残念」
ルイズ「こっちに来なさいベジータ! その女から離れるのよ!」
ベジータ「なんだ突然?;」
ルイズ「いいからこっちに来るのよ!」
ベジータ「ちっわかったよ;」
ジェシカ「ルイズ?」
ルイズ「……何よ?」
ジェシカ「お店の方はどうしたの? 今営業中でしょ?」
ルイズ「す、すぐ戻るわよ! あんたこそベジー…兄にちょっかい出さないでよ!」
ジェシカ「あんたにそんな事気にしてる暇があるのかしら?」
ジェシカ「チップ一つ満足に取れない癖にw」
ルイズ「す、すぐに取れるようになるわよ! ほっといて!」
ジェシカ「へーじゃあチップレースも、もちろん優勝出来るわよね?」
ルイズ「あ、当たり前よ」
ジェシカ「じゃあ賭けをしない?」
ルイズ「え?」
ジェシカ「あんたがチップレースで優勝したら私は今後一切ベジータには手を出さない」
ジェシカ「逆にもし優勝出来なかったらアタシとベジータの邪魔をしない、どう?」
ルイズ「え、あ、あの、それは」
ジェシカ「んー? やっぱり自信ないのかな?」
ルイズ「そ、そんな事ないわよ! 見てなさい必ず優勝するんだから!」
ジェシカ「じゃあ決まりね」
ルイズ「う、か、構わないわよ」
ジェシカ「当日を楽しみにしてるわよルイズ?」
ルイズ「う~~~~~~~~」
ベジータ「勝手に決めるな;」

~レース最終日~

ルイズ「って啖呵を切ったのはいいけど、未だにチップ0;」
ルイズ「今日で最終日、お、終わりだわ」
ルイズ「………」
ルイズ「と言うか、よくよく考えたらベジータが誰とイチャイチャしてようが、私には関係ないじゃない」
ルイズ「そう関係無い」
ルイズ「だから負けても問題ないわ」
ルイズ「………」
ルイズ「……で、でも///」
ルイズ「私の使い魔の時間を平民に取られるのは許せないわね///」
ルイズ「そ、そうよそんなの許せないわ、べ、ベジータはどうでもいいけど///」
ルイズ「だ、だから、し、仕方ないから勝負に勝たないとね」
ルイズ「う、うん、仕方ない///」
ベジータ「何をブツブツ言ってやがるんだあいつは?;」
ジェシカ「さあ? 切羽詰まりすぎて幻聴が聞こえてるんじゃない?」
ジェシカ「ねえそれよりベジータ? お店終わったらどっかご飯食べにいかない?」
ベジータ「なんでそうなるんだ?;」
ベジータ「お前らが何を勝手に約束したか知らんが、俺は従わんぞ」
ジェシカ「賞品が白けること言いなさんな」ポンポン
ベジータ「誰が賞品だ!?#」
バーーン!(けたたましい音ともに扉が開かれる
ゾロゾロ……
ベジータ「ん?」
ジェシカ「あ、あいつら……;」
チュレンヌ「……ふん」
スカロン「これはこれは徴税官殿、ようこそいらしゃいました;」
チュレンヌ「儲かっているようだな?」
スカロン「今日はたまたまで……いつもは閑古鳥がないてますわ;」
スカロン「そ、それで、きょ、今日は一体どう言うご用件で?;」
チュレンヌ「酒場に来て酒を飲む以外何をする?」
スカロン「そ、それはそれはありがとうございます;」
スカロン「し、しかしあいにく満席でして」
チュレンヌ「そうか? 私にはそう見えないが?」パチッ
取り巻き達「へっへっへ」ジャキ(武器をちらつかせる
ベジータ「なんだあいつらは?」
ジェシカ「ここいら一体の徴税官さ、身分を笠にきて、やりたい放題やってるロクデナシさ」
ベジータ「……ふん」
チュレンヌ「おい! 女王陛下の徴税官に酌する者はおらんのか!?」
ジェシカ「ふん、触るだけ触ってチップ一枚払いやしない」
ジェシカ「あんな奴につく娘なんて誰も……え?」
ベジータ「ちっあの馬鹿;」
ルイズ(来たわ! 金持ちそうな貴族~♪)
ルイズ(あの客から一杯チップを貰って一発逆転よ!)
ルイズ「いいいらしゃいませ貴族様、素敵ですわね~」
チュレンヌ「ん? あー…、なんだこの色気のない胸の小さい娘は?」
ルイズ「むむ胸の小さい!?#」
チュレンヌ「ど~れ少しでも大きくなるように私が揉んで発育してやろうか?」
ルイズ「……ほほほ」
ルイズ「ふざけるな!」ドゲシ!!
チュレンヌ「どべっ!」
店員一同「きゃああああーーー!!」
スカロン「のおおおおおお!?!?」
ジェシカ「なっ!」
チュレンヌ「き、貴様~~~!」
スカロン「お、お許し下さい、この子はまだ新入りでして」
チュレンヌ「うるさーい!! 貴族の顔を足蹴にしたんだぞ!? 許せるか!!」
チュレンヌ「この者を捕らえよ!」
ベジータ「ちっまた面倒を;」スッ
ルイズ「!」
ルイズ「来ないでベジータ!」
ベジータ「な、何? 何を言ってやがる?」
ルイズ「こ、このくらいなら私の魔法でなんとか出来るから!」
ベジータ「バ、バカヤロー! お前はまた」
ルイズ「私は子どもの片意地でも、自分の力量がわかっていない愚か者でもない!」
ベジータ「なっ!」
ルイズ「私は絶対勝てると確信して言ってるの! だから信じて!」
ベジータ「バ、バカヤロー、信じ……」
ルイズ「私は大丈夫! だから信じて見てて……師匠」
ベジータ「!」
ベジータ「ぐく、ちっ!;」
ベジータ「負けたら承知せんぞ」
ルイズ「う、うん、ありがとうベジータ!」
ルイズ「じゃあ覚悟しなさいよ~木っ端役人ども」
チュレンヌ「なんだと! 平民の分際で、捕らえるだけでは済まさぬぞ! 少し痛い目にあやしてやる!」
ルイズ「ふ、ふん、どっちが」スカッ、スカッ(太ももの辺りをまさぐる
ルイズ「あ、あれれ、つ、杖がない!? 落とした!」
ベジータ「」ガクッ
ベジータ「バカヤロー! お前の言うことは二度と信用せんぞ!?」
ルイズ「ううう、だって~」
チュレンヌ「ブツブツ」
ルイズ(ま、魔法!?)
ルイズ(な、何か他に武器は……)
ルイズ(ダ、ダメ、何もないわ)
ルイズ(……!)
ルイズ(ううん、まだ一つあったわ)
ルイズ(上手くいくかわからないけど、でもこれにかけるしかないわ!)
ベジータ「ちっ結局こうなる訳か;」
ベジータ「ん!?」
ベジータ「な、なんだチビ女の戦闘力が上がっていく?」
ルイズ「はあああああ………!」コオオオオ……
ベジータ「あ、あいつまさか戦闘力のコントロールを覚えたのか!?」
ジェシカ「あれは……」
チュレンヌ「な、なんだ光のようなもの纏っているぞ? ま、魔法か?;」
ルイズ「はぁ!」バシューン!
びゅおおおおお(風圧
チュレンヌ「おわあっ!」
チュレンヌ「か、風?」
ルイズ「………」
チュレンヌ「な、なんだ風を起こすだけか……」
チュレンヌ「くっくっく、これはとんだコケオドシだったな?」
ルイズ(た、確かにこいつの言う通りだわ)
ルイズ(体に力が漲っているような気はするけど、この後どうすればいいの?)
ルイズ(ベジータ…!)チラ
ベジータ「………」
ルイズ(ベジータ?)
ベジータ「………」
ルイズ(な、なんで何も言ってくれないの?)
ルイズ(この先が分からないのはあんたも知ってるでしょ!?)
ベジータ「………」
ルイズ(もしかして怒ってるの……?)
ルイズ(私が言うこと聞かずにまた無茶をしたから……)
チュレンヌ「抵抗しおって、小娘とは言え構わん! 棒で打って捕らえよ!」
取り巻き「はっ!」
ジェシカ「お、女の子になんて事を、も、もう許せないわ!」
ガシッ
ジェシカ「え?」
ベジータ「大人しく見ていろ」
ジェシカ「ちょ、ちょっとあんた何言ってるのよ! 離しなさいよ!」
取り巻き「へっへっへ悪く思うなよ嬢ちゃん」
ルイズ「ひっ!」
バキバキバキバキ!
スカロン「ルイズちゃーん!」
ジェシカ「うっ」目を背ける
ルイズ「い、いた……」
ルイズ「くない? 痛くない?」
取り巻き「な、なんだこいつ!? ば、化け物か!?;」ガンガンガン!!
ルイズ「ちょ、ちょっとレディの頭に何するのよ!」ドン!
取り巻き「どわぁ!!」ヒューーーン
ドーーーン!(壁にめり込む
チュレンヌ「え?;」
ルイズ「な、何これ、私……」
ベジータ「おい力の加減に気を付けろ、死んじまうぞ?」ニヤ
ベジータ(あいつは今戦闘力1000の状態でいる)
ベジータ(たかだか1000とは言え、あいつにダメージを負わせられる奴は、この星にはいないだろう……)
ルイズ「こ、これがベジータと同じ力、す、凄い」
チュレンヌ「……;」コソコソ
ルイズ「……!」
ルイズ「ちょっと待ちなさい!」ドン、メキャア!
ルイズ「あ、床に穴が……;」
チュレンヌ「ひ、ひいいい!!」
チュレンヌ「ど、どうかこれで命だけはお助けを!」ジャラジャラ(金袋を出す
ルイズ「そ、そうじゃなくてこれを見なさい」ピラ(王室の許可書を見せる
チュレンヌ「ごめんなさい、ごめんなさい! この店には二度と手を出しませんからお許しを~」ガンガン(土下座
ルイズ「い、いやだからそうじゃなくてこれを……」
チュレンヌ「ご、ごめんなさーーーい!」ピューーー!(取り巻きともども逃げる
ルイズ「あ、こらもう!」
店員「ありがとうルイズちゃん」チヤホヤ
ルイズ「え?」
店員「凄いわあのエロガッパを凹ますなんて!」チヤホヤ
ルイズ「う、うん、ど、どういたしまして」
スカロン「ありがとうルイズちゃん私からもお礼を言わせて」
ルイズ「スカロン店長、で、でもお店をちょっと壊してしまいました」
ルイズ「ごめんなさい」
スカロン「いいのよ少しくらい、気にしないで、そ・れ・よ・り・も」
スカロン「あたしを呼ぶときは、マドモァーゼルって呼んで頂戴」
ルイズ「店……はい、マドモアゼル」
ジェシカ「あんたが一番だね」
ルイズ「え? でもそれはあいつらが勝手に」
ジェシカ「勝手に置いてったらあんたの物だろ、この量なら数えるまでもないわね」
ジェシカ「残念だけど約束通りベジータは諦めるわよ」
ルイズ「……ジェシカ」
ジェシカ「ふふ」
ルイズ「……なんだか私眠い」
ジェシカ「え!?」
ベジータ「な、なに?、く、こっちにまで…眠気…が」
バターン
ジェシカ「ちょ、ちょっとー? ねえ? 二人ともー?」
ジェシカ「え、マジなの?;」
ベジータ&ルイズ「……Zzz」

続く

ベジータ「ハルケギニア?」9 - 小説書きながらパチンコ業界から転職を目指すブログ